瞬間を捕え続ける椎名林檎|DVD・CDの買取は中古じゃぱん

瞬間を捕え続ける椎名林檎

椎名林檎

椎名林檎とは

椎名林檎は1978年福岡県福岡市に生まれ、音楽を志し高校を中退、1998年には「幸福論」でデビューしました。それ以降立て続けに曲を世に出し、多くの代表曲は今でも多くの場面で耳にします。

2004年には東京事変としての活動を開始し2012年には解散しましたが、その後も椎名林檎名義でライブやテレビ出演される際、バックに元東京事変メンバーが立つことは多くみられます。更に楽曲への幅や活躍を広げるようになった林檎さんは2020年の東京オリンピックPRに携わり、またGINZA SIXのPRのために曲を書き下ろすなど引く手あまたな状態です。

何かを宣伝するような楽曲にも彼女の哲学や姿勢が表れていて、林檎ファンは目が離せません。

椎名林檎の愛される曲

労働者

椎名林檎さんは活動の幅を広げるとともに様々なアーティストとコラボしています。

この曲もそのうちの一つで、現在レキシとして活躍している池田貴史さんがバックでコーラスをしています。カラッと渇いたようなメロディと共に、この世を憂いつつも凄く前向きな気持ちになれる歌詞が印象的な曲です。

歌い方や声の出し方、曲調など「歌舞伎町の女王」時代とはまた違った魅力があると思います。この曲にも言えることですが、現在の椎名林檎さんはより厚みと彩のある、そして今の時代に適したような音楽をつくられているといえます。

この曲も働く現代人誰もが主役になれる一曲です。

茎

椎名林檎さんは歌手としての活動を一時期お休みし、そのままやめようと考えていたそうです。その後、東京事変でバンドという形をとることでモチベーションを維持し再び歌手としても活動を広げることとなるのですが、その再出発の思いが込められたのが「茎」だと言っています。「何も要らない一つ、一つだけ」という歌詞がとても印象的で、ロックなテイストがありながらも優雅でしっとりしたメロディがとても素敵です。

歌舞伎町の女王

椎名林檎さんの曲の中で、最も有名な曲の一つではないでしょうか。

この曲は1stアルバム「無罪モラトリアム」に収録されているもので、林檎さんの中ではかなり初期に作られた曲です。

当時新宿系を名乗っていた通り新宿が舞台になっている曲は多く書かれていますが、これもその一つです。

なんといっても今この「歌舞伎町の女王」を聴いたとき、全く古さを感じないのが彼女の凄さだといえます。

メロディのカッコよさ、それに合う歌詞も歌舞伎町に生きる少女がまるで見えるような描写がされています。実際に駅の名前や地名が出てくるのも椎名林檎さんの楽曲に多く見られる特徴です。

GO-ON

GO-ONは2009年にリリースされた13枚目のシングルです。この曲のキャッチコピーは「選択肢は∞．つかむ未来は、一つだけ。」で、「人生の選択肢」について、また椎名林檎の基本的な信念について歌われています。このシングルのPVはメッセージ性の強い作品になっていて、メンバーは人それぞれによっていろいろな感じ方をしてほしいと語っています。PVも合わせて楽しみたい一曲です。

椎名林檎のライブについて

そして最後に、椎名林檎さんのライブの魅力についてです。ライブに行けば、その迫力に圧倒されるはずです。彼女の歌唱力だけでなく、総合演出のクオリティの高さに驚くでしょう。

バックに映し出される映像やメンバーの衣装、時には椎名林檎さんのダンスまで見どころは数え切れません。そのため個人的には特に気に入った回のライブDVDを購入するようにしています。数え切れないライブの魅力を1つずつ堪能するには、やはりじっくりとDVDで鑑賞しないと拾いきれません。

最近では動画サイトに曲ごとのライブ映像もアップされていますが、ライブにおける曲の移るシーンはストーリー仕立てになっているなどの仕掛けがなされていたり、絶妙なタイミングで衣装が変化したりするので、そうした流れを通しで見ることのできるDVDは購入する価値があります。

このように椎名林檎さんの経歴や楽曲、ライブについてみてきましたが、椎名林檎さんが長く愛される理由は「どの時代にも通ずる」からだと思います。アルバムを聴くと、その一つにギュッと色々な人の人生が詰め込まれたように感じます。質の高い音楽と様々な角度から人生を描写している内容は、どれだけ時間が経っても多くの人を魅了し続けています。そんな椎名林檎さんの活躍がこれからも楽しみです。