叫び楽しさに昇華・サンボマスター|DVD・CDの買取は中古じゃぱん

叫び楽しさに昇華・サンボマスター

サンボマスター

サンボマスターとは

日本の3ピースロックバンドでギターボーカルの山口隆（やまぐちたかし1976年2月8日）、ベースコーラスの近藤洋一（こんどうよういち1977年6月16日）、ドラムコーラスの木内泰史（きうちやすふみ1976年8月4日）が東洋大学在学中に知り合い結成されました。

2003年7月オナニーマシーンとのスプリットアルバム『放課後の性春』でメジャーデビューし、同年12月3日　初メジャーフルアルバム『新しき日本語ロックの道と光』をリリース。

2005年8月3日にリリースした5thシングル『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』がドラマの主題歌に抜擢され、一気に認知度が上がりました。その後、音楽フェスには毎年多く参加する。ソウルフルな歌声で熱いナンバーを送り、人々を魅了するロックバンド。

「サンボマスター」オススメの名曲

世界をかえさせておくれよ

ミネラルウォーターのCMソング。冒頭からボルテージマックスで始まるサビに跳ばずにはいられなくなります。お客さんも歌えるように、と作られたサビで叫び歌うことは間違いありません。

Aメロのギターの小気味よいカッティングにうねるベースにワクワクは止まりません。CD音源では、Bメロにゲストボーカルの伊藤歩さんを迎え、可愛らしい歌声に胸がキュンとすることでしょう。

光のロック

アニメ主題歌だったこともあり、ライブではダイバー（観客が他の観客の頭上に抱え上げられながら移動する人達）が続出する程盛り上がる曲です。

疾走感があるドラムのリズムに伸びる優しい歌声を魅了させ、サビでは力強く真っすぐに注がれる愛情が眩しく感じるメロディになっています。

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

ドラマの主題歌にも抜擢された名曲です。

単独ライブ・フェスで盛り上がる定番曲で、サビではメンバー全員熱唱しており、ドラムの木内さんに至っては叫ぶように歌っている為、くらくらしてくる程とのことです。

あなたのことしか考えられない

東日本大震災の後に出来たというラブソングのバラードです。

「神様僕にあの人を返しておくれ」「神様あの娘はいい娘だよ返して欲しい」

人を信じ愛することから逃げ出しそうになっても大切な人を思い出す曲です。誰かと過ごす日々を大事にしたくなるでしょう。

サンボマスターのライブについて

サンボマスターのライブの楽しみは、事前予習しなくても楽しめるという点です。これはDVDを観る時も共通で、アップテンポな曲が多く、ボーカルの山口さんは演奏中にもよく語りかけてくれることから、とても引き込まれるライブです。

山口さんが語りかけてくれることは「死ぬな！」「生きてくれよ」「周りの人を助けてあげて（体調の悪そうな人等）」お客さんを気遣う言葉がとても多く、その言葉や優しさに涙する人は少なくありません。

ライブの演奏中に語り掛けてくる場面は、リリースされているどのDVDでも観ることが出来ます。

また、副音声ではメンバー全員の感想なども収録されています。ボーカルの山口さんは落語好きということもあり、落ち着きつつも細かい笑いを挟んでくれます。なにより気持ちが良いのが、自分のギターソロを自画自賛するところです。メンバーの挙動にも触れます。特に有名なのは、2006年12月リリースされたDVD『僕と君の全ては日比谷野外音楽堂で唄え』で、ベースの近藤さんは演奏中に盛り上がりが頂点に達したのか照明に向かって叫んでいる場面です。

そんなバンドのファンであるお客さん達も優しいです。バンドメンバーがたまに、客席に向かって投げてくるピックやドラムスティックを誰かがキャッチすると、拍手が起こり「おめでとうー！」という声が聞こえてきます。老若男女、笑顔のファンがとっても多いです。

様々な世代・性別の人々が悩み・もがいているところを、曲として叫び楽しさに昇華するバンド、サンボマスターはずっと支持され続けています。